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9/9は「救急の日」——初期消火+一次救命(AED)を同時に見直す

 明日9月9日は「救急の日」。いざという時に命と財産を守るには、火災の初期対応(初期消火・避難)と一次救命処置(BLS/AED)の両輪が欠かせません。

 本記事では、職場・ご家庭で今日から実践できる要点をまとめます。

火災時の初期対応:基本フロー

 1. 安全確保:炎・煙・有害ガス・感電のおそれがある場所へ無理に近づかない。

 2. 通報:119番。住所・目標物・状況(炎の大きさ/けが人の有無)を端的に。

 3. 初期消火:可能な範囲で。炎が天井に届く/高温で近寄れない/爆発物の懸念が一つでもあれば中止し避難。

 4. 避難誘導:出口を背に、姿勢を低く、戸は閉じて延焼遅延。要配慮者を優先。

 ●PASS手順(消火器の使い方)

   ・Pin:安全栓を抜く

   ・Aim:火の根元にノズルを向ける

   ・Squeeze:レバーを強く握る

   ・Sweep:左右に掃くように噴射

 ※電気火災には粉末(ABC)またはCO₂が適しています。水系は感電の危険があるため不可。

一次救命(BLS)とAED:要点

 1. 周囲の安全確認 → 反応確認(肩をたたき声掛け)

 2. 119通報とAED手配(近くの人に指示)

 3. 呼吸確認(普段どおりの呼吸がなければ)

 4. 胸骨圧迫を開始

   ・胸の真ん中を5〜6cm沈む深さで

   ・1分間に100〜120回のテンポで絶え間なく

   ・可能なら30回圧迫+2回人工呼吸(自信や衛生資材が無ければ圧迫のみで可)

 5. AED到着

   ・電源ON→音声指示に従う

   ・パッド貼付:右胸上部/左脇腹側(図示どおり)

   ・解析・通電中は触れない

   ・指示があればショック→直後にただちに胸骨圧迫再開(救急隊引継ぎまで継続)

 ※本記載は一般向けの概略です。救命講習(普通救命・上級救命)の受講を推奨します。

今日やっておきたい“見える化”3点(職場・施設)

 ●配置図の更新:消火器、AED、非常口の位置を一枚に集約し、出入口・休憩室に掲示。

 ●役割表:初期消火/通報/避難誘導の担当者と代行者を明記。

 ●点検メモ:最寄り消火器の有効期限・圧力計・腐食、AEDの状態表示・消耗品期限をチェック。

ご家庭向けチェック5

 ●住宅用火災警報器の作動試験(試験ボタン)

 ●コンセント周りの清掃(ほこり+湿気=トラッキング対策)

 ●延長タップの見直し(たこ足・発熱NG)

 ●避難経路の確保(通路の段ボール・家具を片付ける)

 ●消火器の確認(使用期限・圧力ゲージ・サビ)

よくある“やりがち”と回避策

 ●水で消す:電気火災は感電リスク。→ ABC粉末/CO₂を。

 ●煙を吸い込みがち:姿勢を低く、ハンカチやタオルで口鼻を覆う。

 ●AEDの“ショック中に接触”:解析・通電の合図中は誰も触れない。

 ●胸骨圧迫の中断:やむを得ない場面以外、中断は最小化。交代は素早く。

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 日頃の準備が、非常時の“確信のある一手”になります。

 「救急の日」を機に、初期消火と一次救命(AED)の両面を、もう一度整えておきましょう。

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